サロン予約システムの無料トライアルで確認する15項目|契約前のテスト手順
サロン予約システムの無料トライアルで、予約、LINE、カルテ、会計、売上、移行、解約まで確認する15項目と30日間のテスト手順を解説します。
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サロン向け予約システムの無料トライアルは、画面を眺める期間ではありません。実際の営業に近い流れを架空データで再現し、予約、カルテ、会計、売上集計まで無理なくつながるかを確認する期間です。
機能一覧だけで選ぶと、契約後に「電話予約を入力しにくい」「予約サイトとの二重管理が残る」「退会時に必要なデータを出せない」と分かることがあります。
この記事では、一人美容室、ネイル、まつげ、エステ、整体などの小規模店舗が、無料期間中に確認したい15項目を順番に解説します。
先に準備するもの
実在する顧客の氏名、電話番号、写真、健康情報は使わず、次の架空データを用意します。
- 架空顧客3名
- 新規向けメニュー1件
- 再来向けメニュー1件
- 物販商品1件
- 現金、カードなど利用中の支払方法
- 通常予約、変更、キャンセルの3パターン
- 現在使っている予約経路の一覧
無料トライアルでも個人情報を入力すれば、事業者として適切に管理する必要があります。まず架空データで機能を確認し、採用を決めてから移行範囲を検討します。
1.初期設定に必要な時間と担当者
最初に、店舗情報、営業時間、スタッフ、設備、メニュー、料金を登録します。
確認するのは登録できるかだけではありません。
- 既存データをCSVで取り込めるか
- 初期設定を誰が行うか
- 設定支援に追加料金があるか
- 営業開始前に最低限必要な項目は何か
- 間違えた設定を元に戻せるか
導入日を先に決めず、架空メニュー1件で予約完了まで到達してから移行日を決めます。
2.Web予約を顧客側から完了する
店舗管理画面だけでなく、顧客側のスマートフォンから予約します。
- メニュー名、料金、所要時間が分かるか
- 空き時間が見つけやすいか
- 会員登録が必要か
- 注意事項を予約前に表示できるか
- 予約完了画面と通知が分かりやすいか
店舗側には簡単でも、顧客側の入力項目が多い場合があります。初回客が説明なしで完了できるかを確認してください。
3.LINE予約の連携範囲
「LINE対応」は、予約ページをLINEから開けるだけの場合と、LINE公式アカウント、顧客情報、通知まで連携する場合があります。
- LINE内で予約を完了できるか
- 予約確定、前日、来店後の通知を送れるか
- 個別トークを管理画面で扱えるか
- 送信数や機能に別料金があるか
- 顧客がLINE連携しない場合の運用はどうなるか
店舗で現在使っているLINE公式アカウント側の料金・送信上限も別に確認します。
4.電話・DM・店頭予約を登録する
Web以外の予約を30秒程度で入力できるか試します。
- 電話中に必要項目だけで仮予約できるか
- InstagramのDM予約を後から正本へ移せるか
- 会計時の次回予約を登録しやすいか
- 顧客の重複登録を防げるか
- 予約経路を集計できるか
すべての入口を自動化できなくても、最後に集約する予約台帳を一つ決めれば確認漏れを減らせます。
5.二重予約と設備の制限
同じ時間に、同じスタッフ、席、個室、機材を使う予約を二つ作ってみます。
- 重複時に警告されるか
- 設備を自動で割り当てられるか
- 同時施術できるメニューを設定できるか
- 準備・片付け時間を確保できるか
- Googleカレンダーなど外部予定を予約不可へ反映できるか
予約サイトとの自動連携がない場合は、どちらを先に確認するか、反映担当と時刻を決めます。
6.予約変更・キャンセル
予約日時とメニューを変更し、その後キャンセルします。
- 顧客自身で変更・キャンセルできる範囲
- 締切時刻を設定できるか
- 店舗と顧客の両方へ通知されるか
- 変更履歴が残るか
- キャンセル理由を集計できるか
無断キャンセル対策やキャンセル料は、システム機能だけでなく店舗の表示・説明・運用ルールも必要です。
7.問診票・同意書
予約後に架空の問診票を送信し、同意記録を確認します。
- 必須項目と任意項目を分けられるか
- 店舗独自の質問を追加できるか
- 電子署名または同意日時が残るか
- 内容を変更した際に再同意を取れるか
- 顧客へ控えを渡せるか
アレルギーや健康状態などを扱う場合は、利用目的、閲覧権限、保存期間、削除・出力方法も確認します。
8.電子カルテと写真
架空顧客の施術記録とテスト画像を登録します。
- 前回のメニュー、薬剤、注意点を探しやすいか
- 写真の枚数・容量・形式に制限があるか
- スタッフごとに閲覧権限を設定できるか
- 端末へ写真を残さず運用できるか
- 退会時に写真を含めて取得できるか
AI生成画像や他店の写真を、実際の施術結果として登録・公開しないでください。
9.会計と決済
技術メニューと物販を一緒に会計し、値引き、取消、再会計も試します。
- 予約内容が会計へ引き継がれるか
- 現金、カード、QR決済を分けられるか
- 分割払い・複数支払方法に対応するか
- 決済端末への金額再入力が必要か
- 取消・返金の履歴と権限を管理できるか
予約システムの月額と、決済端末代、決済手数料、入金条件は別の費用です。
10.売上・日報・分析
架空の会計を数件登録し、次を表示します。
- 日別・月別売上
- 技術・物販の内訳
- メニュー別・担当者別売上
- 新規・再来・次回予約率
- 予約経路別の件数
グラフが多いかではなく、毎週確認する数字を同じ条件で取り出せるかを見ます。
11.在庫・回数券・ポイント
該当する店舗だけ確認します。
- 会計と同時に在庫が減るか
- 棚卸し調整の理由を残せるか
- 回数券の販売・利用・残数を確認できるか
- ポイントの付与・取消条件を設定できるか
- 有効期限を顧客へ表示できるか
前受金や回数券の会計処理は、顧問税理士などへ確認してください。
12.スタッフ権限と退職時の対応
複数スタッフで使う場合は、人数追加料金だけでなく権限を確認します。
- 顧客情報を見られる人
- 売上全体を見られる人
- 値引き・取消を実行できる人
- データを出力できる人
- 退職当日にアカウントを停止できるか
共通アカウントを使い回すと、誰が変更したか確認しにくくなります。
13.スマートフォン・タブレットでの操作
受付専用PCだけでなく、実際に使う端末で予約確認、カルテ、会計を試します。
- 小さい画面で文字やボタンが見えるか
- 写真登録に時間がかからないか
- 通信が不安定なときの挙動
- 複数端末で同時に更新した場合の反映
- 対応ブラウザとOS
端末購入が必要かは、無料期間中に既存端末で確認してから判断します。
14.サポートへ実際に質問する
回答速度だけでなく、質問できる範囲を確認します。
- 初期設定の支援
- CSV・既存データ移行
- LINEや決済サービスとの接続
- 障害発生時の告知
- 解約・データ出力
問い合わせ内容と回答を残し、契約後の運用マニュアルへ転記します。
15.契約・解約・データ持ち出し
無料期間が終わる前に確認します。
- 自動課金の有無
- 有料契約の申込手順
- 月払い・年払いの総額
- 最低契約期間と解約金
- 解約申請の期限と方法
- 顧客、予約、カルテ、写真、同意、売上の出力範囲
- 解約後に閲覧できる期間
年払いは月額換算だけでなく、途中解約時の返金条件も確認してください。
30日間のテスト日程
1〜3日目:初期設定
- 店舗、営業時間、スタッフ、設備を登録
- メニュー2件と物販1件を登録
- Web予約を架空顧客で完了
4〜10日目:一日の営業を再現
- 予約、変更、キャンセル
- 問診、カルテ、会計、次回予約
- 現金・カード・値引き・取消
11〜20日目:例外を試す
- 二重予約
- 遅刻、無断キャンセル
- 同意内容の変更
- 在庫調整、返金
- 権限変更
21〜27日目:移行と出力
- テストCSVを取り込む
- 顧客・予約・売上を出力する
- 写真・同意記録の取得方法を質問する
28〜30日目:契約判断
- 現在の月額・作業時間と比較
- 有料化、解約、データ保持条件を再確認
- 採用する場合だけ本番データの移行日を決める
SALONAで試せる範囲
SALONA公式情報では、Web・LINE予約、電子カルテ、問診票・同意書、分析、会計、売上、在庫、勤怠・給与などを一つのシステムで扱えます。Square連携、Googleカレンダー連携、会計ソフト向けCSVにも対応すると案内されています。
2026年9月3日時点の公式表示は次のとおりです。
- 月額4,980円(税込・3アカウントまで)
- 4アカウント以上は人数帯に応じて月額加算
- 年払い49,800円(税込・3アカウントまで)
- 初期費用0円
- 新規登録後30日間は全機能を無料で利用可能
- 無料期間中はクレジットカード登録不要
- 有料プランへ申し込まない場合、期間終了後は利用が制限される
- 導入・操作サポートは無料
年払いの途中解約は返金されないと公式の特定商取引法表示に記載されています。最新料金、従量課金、解約条件は必ず申込み前に確認してください。
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一人サロン・小規模店舗で、予約からカルテ、会計、売上までを同じ流れで試したい場合は、実在顧客を登録する前に架空データで15項目を確認してください。
無料トライアル登録後、店舗に合わない場合は有料契約へ進まない選択も含めて判断します。サービスの利用による作業時間短縮、予約増加、売上向上を保証するものではありません。
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まとめ
無料トライアルでは、機能一覧ではなく営業の流れを試します。初期設定、予約、LINE、電話予約、二重予約、変更、問診、カルテ、会計、売上、在庫、権限、端末、サポート、解約の15項目を架空データで確認してください。
最初の一歩は、現在使っている予約経路を書き出し、同じ顧客名・メニュー・金額を二度入力している工程を見つけることです。その工程を無料期間中に再現し、本当に減らせるかで判断します。
旧サービスからの切り替えを予定している方は、サロン予約システムの乗り換え手順も続けて確認してください。
参考資料
情報確認日:2026年9月3日。